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zoom RSS 震災から20年

<<   作成日時 : 2015/01/17 04:56   >>

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あと1時間で、阪神淡路大震災から20年。
あの烈しい揺れと音は忘れないけれど、細かな記憶が欠落してきている。
それはしかたがないことだ。
全てを忘れるわけではない。

地震の直後、僕は自分の家のことと仕事で手一杯で、他の人や地域にほとんど貢献しなかった。
そのことも忘れない。

写真も撮らなかった。
地震後、初めてカメラを持ったのは、1月17日から2ヶ月ほど経った3月下旬、魚崎北町から西宮に引っ越した日だった。
2年間住んだマンションの、家具を出して空っぽになったダイニングキッチンやリビングルームなどを、住んでいた証しとして撮ったのだった。
しかし、そのフィルムもほとんど紛失した。
撮影に使ったのはポジフィルムで、1コマずつマウントしていたのだがどこかで散逸してしまい、手元には1コマが残るのみである。
したがって、阪神淡路大震災に関わる我が家の写真は、その1カットのみ。
しかも、フィルムの最初の部分の捨てカットのコマだ。
その後、また2年間程、僕はカメラを手にしなかった。
撮っておけばよかったなあと、ふと思うこともあるけれど、写真へ向かう気持ちを持てなかったのだからしかたがなかった。

僕の場合、家族は全員無事だった。
住んでいたマンションは、激震地ながら一部の損壊で済んだ。
実家は全壊したが、両親が頑張って再建した。
妻の実家は部分的に壊れたが、両親は無事だった。
しかし、周囲には家族の命を奪われた人がいた。
その悲しみや絶望を前にして、僕は何もできなかった。
今日は、そのことにも思いを馳せる日だ。
そして、いつ起こるかもしれないに災害に対する、心の備えを考える日だ。

下の写真は、紛失を免れて手元に残った1コマ。フィルムをスキャンしたもの。

画像


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