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zoom RSS 記憶の町 灘南の写真

<<   作成日時 : 2012/01/15 04:23   >>

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正月の喧噪も夜の寒さも、自分からは遠かった。
今年は七草がゆを食べなかった。
一昨日、うっかりひとつ歳をとってしまった。

下の写真は、僕が幼い頃過ごした町を訪れて撮った。
撮影時期は2002年。
もう10年前になる。
町の名は、神戸市灘区灘南通という。

灘南通を離れたのは、45年程も昔だったので、
今の僕は、単なるよそ者であるが、
この町が僕の源泉であると思い込んでいるのである。

記憶の町を撮ることにどのような意義があるのか、
じつはあまり考えていない。
この時この場所でシャッター釦を押したという痕跡を
フィルムに刻みたい、という個人的願望があるだけ
かもしれない。

住んでいた家の傍に川が流れていた。
小さな都市河川だが、幼い頃の僕にとっては大河に見えた。
その川に架けられたコンクリート製の橋は、最初は欄干も
コンクリート製だった。
僕には、その欄干にまつわる人には言えない思い出があった。
欄干は、後年ガードレールに変わったらしい。
写真に写っているが、欄干としてはなんだか無粋である。

その川に名前があることは、つい2年程前に知った。
観音寺川と云うそうである。

ちなみに、ガードレール橋のすぐ上流(向かって左)では、
この川には、盗人川(ぬすっとがわ)という変な名前が付いている。

じつは、写真には写っていないが、橋のすぐ上流の護岸にくり貫かれた
暗渠から合流してくる流れがある。
それが観音寺川である。
どう見ても本流は盗人川だが、合流点以降の下流は観音寺川となるそうだ。
合流点で終わってしまう盗人川を、不憫に思う。

とにもかくにも僕は、この橋の少し西側の借家で幼い日々を過ごした。
僕の源泉となったのは、この町の空気と土と水。
そのことを時々、誕生日の頃などに思い出すのである。


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