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zoom RSS NYのライブカメラ映像

<<   作成日時 : 2010/11/12 18:13   >>

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土曜夜11:30過ぎ
人と車が溢れ、ネオンサインが輝き、ざわめいている。
星条旗がはためいている。
風の音と車の音。
酔っぱらった男たちが"Love Me Tender"を合唱する声が聴こえる。
歩道のカメラには、雑貨店かカメラ店らしき店先と道行く大勢の人々
が映っている。
観光客らしき人が多い。
まだ宵の口のような賑やかさのタイムズ・スクエア。

日曜未明3:30
ブロードウェイ、7番街共に人通りも車もさすがに少なくなった。
週末の夜の熱気がさめた路面は、終日稼働中の大型カラービジョンの
映像広告が放つさまざまな光の色に染められている。
ちらほらと通る人影は、二人連れだったり、独りだったり。
終夜営業のカフェと思われる店の灯りがやけに明るい。
警備員らしき制服姿の男が、倒れていた道路の仕切り用バリケードを
元の位置に戻していた。

日曜朝8:30
朝の陽射しは、路面まで届かない。
ジョギングしている人がいる。
休日だけれど、通勤とおぼしき人を見かける。
カップルで歩いているのは、観光客だろうか。
徐々に人出が増えてきたが、前を見て足早に歩いていく人が多い。
街は、まだ完全に動き出していない気配である。

以上の光景は、僕がニューヨークへ行って見てきたわけではない。
"Times Square Cam"というサイトが提供するニューヨーク、
タイムズ・スクエアの風景のライブ映像を見て書いたのだ。

タイムズ・スクエアの10箇所に据え付けられたビデオカメラが、
街角のライブ映像と音を、24時間Webに流し続けている。
高い地点から俯瞰的なアングルで捉えているカメラは、時々パン、
ズーミング、アングルの変化を自動的に行っているようだ。
建物の庇程度の高さから歩道を捉えているカメラ(フレーミングは固定
されているようだ)もある。
通行する人の姿も大きく映り、繁華街の雰囲気がよくわかる。
立ち止まってカメラに向かって手を振ったり、ピースサインを送ったり
する人たちもいるので、傍にモニターが設置してあるのかもしれない。
ぼくにとっては憧れの都市のリアルタイム映像なので、興味津々である。

しかし、ふと、無邪気に面白がってばかりもいられない、とも思う。
世界中のどこからでも、いつでもタイムズ・スクエアを見ることができ、
一方、タイムズ・スクエアは、世界中のどこからか、いつも見られてい
る(可能性がある)。
現代の街角には、行き交う人々の視線だけでなく、その場には居ない多
数の視線が、インターネットを介したビデオカメラから放たれているの
である。
写真や録画映像のように過去のものではなく、リアルタイム映像である
せいか、僕は、遠く離れたニューヨークにあるそのビデオカメラが自分
の知覚のように思えた。
そして、それは逆に見られる立場になってみると少し不気味だ。
インターネットを通して見ている僕の姿は、タイムズ・スクエアのカメラ
の前にいる人からは見えない。
この一方通行の視線は、「権力」みたいなものである。
もし、やろうと思えば映像をどのようにでも都合良く利用することも
できてしまう。
それが不気味だと思ったのである。

などと書いておきながら、
一度は訪れてみたい街の風景のリアルタイム映像を、結局、僕は「へぇ
」とか「おぉっ」などと言いながら楽しんでいる。
そして、好きな写真家が撮ったニューヨークの写真集で見た風景と照合
しようとしてみたり、また新たに勝手な、憧れのニューヨーク像を頭に
描いてみたりするのである。


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一昨日の夕刻、友人へのメールに「今夜あたり、ブログを更新したい」
と書いて送ってから、まる2日以上経ってしまった。
ええ加減な奴でモウシワケナイ。
それと、下の写真も、全然ニューヨークじゃない ( ^ o ^ ;)


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