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<<   作成日時 : 2011/12/23 15:55   >>

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先週の土曜日、京都へ行ってきた。
撮影ではないが、名目は仕事だ。
それが予定より早く終わったので、せっかく京都に来たので四条
河原町までぶらぶら歩き、阪急電車で西宮に帰ることにした。
仕事場所は西大路五条だったので、距離にして4キロメートル程。
風が冷たくて寒い日だったけれど、散歩にはほど良い距離だった。

五条通の景観は、他の都市の幹線道路とたいして違わないけれど、
僕にとってはずいぶんひさしぶりに訪れた京都なので、なんとなく
感慨めいたものがあった。
東へ向かって歩いていると、この日はなぜか警官の姿がちらほらと
目についた。
それが烏丸通を過ぎると、えらく物々しくなってきた。
僕は、そのあたりで適当に北へ折れるつもりだったけれど、何か事件
でもあったのかいな、と野次馬根性が頭をもたげてきて、結局五条
大橋のたもとまで来てしまった。
河原町五条では検問が設けられていたり、プレスのカメラマンが所在
無げに立っていたりした。
鴨川の橋沿いにも警官が配置されていた。
ようやくそのあたりで僕にも事情がわかってきた。
そう云えば、この日は日韓の首脳が京都で会うことになっていた。
そのための警備態勢が敷かれていたのだ。

「なんだ、そうだったのか」ということで、気がつけばいつの間にか日が
暮れて、木屋町通のぼんぼりには艶っぽく灯がともり、高瀬川の水面
には河岸の店の灯りがちらほらと映り始めていた。
夕闇が街を覆うと、そのシルエットに重なるように、かつて撮り歩いた
頃の風景や昔受験の願掛けに訪れた頃の風景が、脳裏に浮かんできた。

人が溢れる四条通に着くと、そのまま電車に乗って帰ってしまうのもつま
らないと思い、しばらく四条河原町周辺を歩くことにした。
先斗町、蛸薬師通、裏寺町、新京極、寺町、錦小路と、狭い範囲をひと
通り巡り、その間に何枚かの写真を撮った。

写真は、心の隙間を埋めるものにはならない。
カメラは、モノとの距離を測る。
その届かない距離を再認識するためのものなのだなあ、と思うことが
時々ある。

指先まで冷たくなり、寒さに耐えられなくなってきたので、
僕は、河原町から阪急電車に乗った。
暖かい車内でシートにもたれて揺られているうち、いつの間にか眠って
しまい、目が覚めたら十三の手前だった。
京都から十三までの間の記憶がないので、
ふと、少し前まで京都に居たことが夢だったような気がした。


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