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zoom RSS 朝日新聞の「経済気象台」を読んで

<<   作成日時 : 2010/11/21 00:34   >>

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ぼやぼやしているうちに、前回の更新から1週間以上経ってしまった。

土曜日(11月20日)付けの朝日新聞朝刊の金融情報面のコラム「経済
気象台」の「内定率57.6%の背景」という記事の内容にひとこと言
いたい。
57.6%という数字は、来春卒業予定の大学生の就職内定率(10月1日
時点)で、調査開始以来最悪の内定率ということは、テレビや新聞で報
道されているので、多くの人が知っている。
この記事では、内定率低調の原因として、企業の業績悪化と先行き不透
明感だけではなく、企業と学生の志向ミスマッチ、つまり、「企業は新
興国市場での事業拡大を成長戦略の核に据え、海外で活躍したいチャレ
ンジ精神に富んだ人材を求めているのに、学生の海外志向が減少」して
いることを挙げている。
そして、学生に対し、「要は意識の問題」と決めつけ、「安定志向でな
く世界と戦うチャレンジ志向へ意識改革を期待」と書いてあるのだ。

おいおい、ちょっと、と言いたくなる。
この記事の根拠となっているのは、
「米国の大学で日本人留学生の数が減っている」「最近の若い社員は海
外勤務に行きたがらないと嘆く声をよく聞く」といった程度の話だ。
いいのか、それで。
検証もせず、「意識の問題」などと書いていいのか!?
学生の海外志向の減少と就職内定率低下にどれくらい影響があるのか?
その指標はあるのか?

今日のような状況を生み出したのは誰か、という視点も言及も反省もな
く、安定した場所に居ながらこんなことを書く「大人」は卑怯だろう。
今現在、必死で就職活動を続けながら職を得られないかもしれない不安
と向き合っている世代に対し、先に社会に出て歩いてきた我々は、彼ら
を迎え入れる準備をしていなくてはならなかったはずだ。
経営者であろうが労働者であろうが、政治家であろうが官僚であろうが
、誰であろうが、社会で先に「大人」してきた者には、多かれ少なかれ
その責任があるのだ。
学生の「意識」に責任の一端を押し付けるのは、ずるいだろう。

それとも、この記事は、若者を挑発するつもりのものなのだろうか。
そうだとすれば、なさけなくあざといぜ。



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