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zoom RSS なつかしのコミック "きまぐれオレンジ☆ロード"

<<   作成日時 : 2010/07/27 11:51   >>

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You Tubeで、昔好きだったコミック「きまぐれオレンジ☆ロード」
のアニメを見つけたので、長時間に渡って観てしまった。
超能力を持つ恭介と、彼が思いを寄せるまどか、恭介に恋するひかる
をめぐる学園モノのラブコメである。
TV放映版と、映画版をYou Tubeで観ることができる。
観てしまってから書くのもなんだけれど、
放映権とか著作権の問題は、大丈夫なのだろうか。

このコミックの連載が少年ジャンプで始まった頃、
僕はすでに20代半ばだったから、対象年齢より10歳位ひねた読者
だった。
だいぶ前に通り過ぎた、僕自身の10代の季節を時々思い出しながら、
そして、恭介のような10代もうらやましいね、と思いながら、
この可愛らしく幸せな三角関係の物語を読んでいたわけだ。
もし、僕が「きまぐれオレンジ☆ロード」を10代で読んでいたら、
自分自身の現実との隔たりに、反発ばかり感じていただろう。
僕の10代といえば、主人公の恭介くんみたいにモテたわけもなく、
片思いの恋にしても、恋愛以外のことにしても、当の本人は真剣だった
のに空回りの連続で、過ぎてから思い出せば、落とし穴を掘って入り、
そこでぎゃっと叫びたいくらい、恥ずかしいことだらけだった。
と同時に、かけがえのない素敵な時代でもあった。

けっこう入れこんで書いているが、じつを言えば、
「きまぐれオレンジ☆ロード」は、最も好きなコミックのひとつだ。
その理由は、ヒロインの鮎川まどかがかわいかったから、と
いい歳をしたおっさんが書くのは、なんだか犯罪的行為のような
後ろめたさもあるのだけれど(現在の僕から見れば、まどかは自分
の娘のような年齢だもんね)。
リアルタイムで読んだ四半世紀も前に思ったことである。
普段はクールで大人っぽいまどかが、恭介だけに見せる表情がいい。
現在も、そう思っている。

ここで、少し長くなるけれど、あらすじを。

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超能力者の家系に生まれ、テレポートや透視の能力を持つ春日恭介、
元スケ番で、学校でも浮いた存在の鮎川まどか、まどかを姉のように
慕う桧山ひかるの3人の関係を中心に、恭介とまどかの中学3年から
高校3年までの間のできごとが描かれる。
恭介が、パラレルワールドに行って活躍したり、タイムスリップして
6年前のまどかに出会うエピソードもある。

引っ越してきたばかりの街で、
長い階段の道を段数を数えながら上っていく恭介の目の前に、
風にさらわれた赤いわら帽子がふわふわと飛んできて、つかまえると
階段の頂上から「ナイスキャッチ!」と声がかかった。
声の主のロングヘアのかわいい女の子に、恭介は、ひと目で惹かれる。
階段を100段と数えた恭介に対し、女の子は99段だとゆずらないが、
じゃあ99.5段で、という恭介の提案で円満解決する。
そして、別れ際、女の子は、帽子を渡そうとする恭介に
「あげるわ。なかなかにあってるよ、それ。」と言って去っていく。
これが恭介とまどかの出会いだった。

しかし、翌日、転校先の学校で再会したまどかは、校舎の裏でタバコ
を吸っているつっぱり少女だった。
「今からタバコを吸っていると丈夫な赤ちゃん産めなくなるぜ」と、
超能力でタバコを取り上げた恭介に、まどかはビンタをくらわせ、
「初対面のレディに対していう言葉じゃないね、ぼーや!」
と、唖然とする彼に言い残して去っていった。
前日とのあまりの変わりように、どちらがほんとうのまどかなのか
はかりかねて、恭介の頭は混乱する。

一方、まどかを姉のように慕う2年下のひかるが、超能力を使って
バスケのロングシュートをきめた恭介を見てぞっこんとなり、積極的
にアプローチしてくる。
ひかると初デートの約束をした恭介は、待ち合わせ場所へ向かう途中
にまどかに出会って公園へ行き、デートを忘れてすっぽかしてしまう。
恭介に嫌われたのかと落ち込むひかるに、まどかは、自分と恭介が
一緒にいたことを言えず、
「がんばりなよ。あたしも応援するから」と約束する。
が、すでにまどか自身にも恭介に対する不思議な感情が芽生えていて、
楽しくも危うい三角関係が始まるのである。

ふだんは、クールで大人っぽく振る舞うまどかだけれど、
恭介がひかるや他の女の子とベタベタしていると、明らかに機嫌が
が悪くなる(その度に恭介は、彼女のご機嫌回復に努めている)。
そして、恭介とふたりきりの時は、腕を組んで寄り添って歩いたり、
ラブシーン未遂も一度や二度ではない(ひかるを応援すると言った
わりには、しっかり裏切っていると思うのだけど)。
ネコの目のようにくるくると変わり、つかまえきれないまどかの心に
振り回される恭介だけれど、一途に彼を慕い続けるひかるの可愛さに
心が揺れる時もあり、この三角関係は、なかなか結論がでない。

まどかを慕い、信じきっているひかるは、まどかと恭介の関係には
全く気付かず(これもヘンだけど)、自分にとって大切なふたりが
仲の良い関係でいてほしいと願っていた。

コミック最終巻では、三角関係の結末を予感するまどかが
アメリカ留学を決意するまでの心情と、恭介のまどかに対する気持ち
を知ったひかるの心情とが描かれている。
恭介の家で、彼の妹のまなみから赤い麦わら帽子を見せられたひかる
は、恭介の思いが誰にあるのかに気付き、飛び出していく。

一方、姿を隠していたまどかを探し出した恭介は、彼女からアメリカ
留学を決心したこと知らされ、その理由を訪ねる。
まどかは、彼女にとっては恭介もひかるも大切で、今、大切なものを
を、自分のわがままでくずしたくないから、と答え、
「本当は、あたしってすごく気が小さくって臆病者なのかもしれない」
と付け加える。
恭介は、まどかに「あいしてる」と告げる。

アメリカへ旅立つまどかを見送る空港で、
ひかるは、恭介の頬を平手打ちして、三年間の恋に終止符を打つ。
まどかには、「いつもあたしのために苦しみ、恭介をあたしにゆずって
きてくれた。今度はあたしが身を引く。」と告げ、
逃げないでほしい、自分と、そして恭介先輩のために早く帰ってきて
ください、と涙ぐんで、赤い麦わら帽子をまどかに被せ、抱き合う。

翌年、大学生になった恭介と、帰国したまどかが、
初めて出会った階段で再会し、物語は終わる。


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つい最近知ったのだけれど、単行本化の後で「愛蔵版」というものが
発行されていて、その最終話は、ページが追加されている。
どんなふうに変わっているのか知りたくて、愛蔵版を探して購入した。

恭介がまどかを好きだったという事実をまだ信じられないひかるちゃん
が、恭介に電話を掛けるのだけれど、姿を消したまどかからの電話だと
勘違いした恭介の、「鮎川?、鮎川だろ? いったいどこにいるんだ 
心配してるんだぜ」という声に、電話ボックスの中で泣き崩れる場面は
圧巻だ。
空港での場面もひかるちゃんの独壇場で、自分が身を引くと言った後
「まどかさんは意気地なしだわ!! 先輩やあたしの気持ちをもてあそ
んでどこへ逃げるの!」と、まどかに迫り、
「逃げ出さないで・・・ あたしだって・・・先輩のこと考えると苦し
いです・・・ つらいです・・・ さみしい・・」
と、傷つくことを乗り越えていかなければならないことを、身を以て示す。
おまけに、
「先輩・・がんばってね! まどかさん きっと帰ってきますよ!」
と、恭介を励ますけなげさ。
最後は、ひかるが いちばん大人だったのだ。



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
懐かしいですね「オレンジロード」。
主題歌が好きでした。
最近、yahoo動画でも昔懐かしのアニメが視聴できますね。20年経ったからでしょうか。少し前に「メカドック」を観てました。

最近、例の方お見受けしないですね。
なにか大掛かりな仕掛けでもこしらえてらっしゃるのでしょうか?またブログとか…。


いつもの通りレス無しでお願いします。
鼻づまり3号
2010/07/27 21:21
主題歌も何回か変わったけど、
中原めいこの「鏡の中のアクトレス」が好きでした。
深夜のBSで、まとめて放送してくれんかなあ。
yasuwan
2010/07/30 22:33

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