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zoom RSS ホトトギス

<<   作成日時 : 2009/06/06 03:26   >>

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今回は、高校の同級生のKくんが" R50 "と銘打って選んでくれた、僕たちの10代と共にあった音楽に寄せて書くつもりだったのだけれど、急遽変更。

一昨日の深夜、家の上空をホトトギスが通過していった。
初夏の夜、「テッペンカケタカ、テッペンカケタカ」と叫びながら上空を渡ってゆくホトトギスは、僕たちに夏の到来を知らせる季節の案内人だ。
僕は、夜空の彼方へ消えてゆくその鳴き声に、遠い国と旅への思いをかきたてられる。

しかし、ホトトギスにとって南方からの数千キロにもおよぶ渡りは、季節の案内人などと云うのどかな役目の旅ではなく、危険な命懸けの旅のはずである。
種の存続のため繁殖に有利な地を目指して、毎年過酷な渡りを繰り返しているのだから。

夜空を渡るホトトギスの鳴き声が哀しげに聴こえるのは、僕の勝手な感傷のせいだけれど、
当のホトトギスは、渡りという宿命をどう思っているのだろう。
本能が司る行動なので、辛いとかきついなどという気持ちとは無縁なのだろうか。
それとも本能に抗うことができず、苦しんでいるのだろうか。
聞けるものならば、一度ホトトギスにたずねてみたい。

中国の故事によると、蜀の望帝が亡くなった後、その魂はホトトギスとなり、農耕の季節になると鳴いて農民に知らせるようになった。
しかし、歳月が過ぎ、蜀は秦に滅ぼされた。
ホトトギスは嘆き悲しんで「不如帰去(帰りたい)」と鳴きながら血を吐いたので、以来ホトトギスの口の中は赤くなったと云う。
「不如帰去」とは、ホトトギスの鳴き声に漢字を当てたものだ。
「鳴いて血を吐く不如帰」の由来だそうである。

今回も、話題とは全く関連のない写真を載せる。


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